【Purebred Bay】ディープは栗毛を出さない-

ピュアブレッドベイなんて言葉初めて聞きましたが、なかなか面白いと個人的に思ったのでご紹介します。

この話をするに至った経緯は、親父の一言、『良い種牡馬は栗毛を出さない。ディープの栗毛、見たことあるか?いないだろ。Purebred Bayって言うんだ』という言葉を聞いてのことでした。産駒に栗毛がいるか調べると確かに1頭も存在しませんでした。なぜディープが栗毛を出さないのか?という疑問に対しては、『良い種牡馬は遺伝力が強いから』との返答でしたが、これは少々引っかかりました。

毛色の遺伝法則について調べてみると、高校生物で習ったメンデルの法則と同じ原理で馬の毛色が決まっていることが分かりました。

例えば…(*それぞれ小文字が劣性遺伝子)

  • G / g : 芦毛に関係する遺伝子*
  • E / e : 鹿毛、栗毛、青毛に関する遺伝子*
  • A / a : 鹿毛、栗毛、青毛に関する遺伝子*

とすると、

  • Gを有すると芦毛
  • gg(芦毛劣性ホモ)でEとA両方を有すると鹿毛系統
  • gg(芦毛劣性ホモ)でEを有していて、aa(劣性ホモ)なら青毛
  • gg(芦毛劣性ホモ)でee(劣性ホモ)なら栗毛

となります。

ディープインパクトの持つ遺伝子は、ggEEAaです。Gが劣性ホモ(gg)、EとAを有するから、鹿毛系統です。そして、ディープが出す毛色に関する遺伝子は、gEAかgEaの2種であることがここから読み取れます。必ずEを有することから、発生条件にEの劣性ホモ(ee)が必要である栗毛は出てこないということになります。

という高校生物の授業みたいな記事になりましたが、ディープは栗毛を出さないことは正しいものの、それは遺伝力の強さには関係ないと判明しました。

Purebred Bayの真意は、EEを持つ馬。つまり、鹿毛(Bay)を発現する遺伝子Eの優性ホモ(EE)を有するPurebred(純血種)ということでしょう。Purebred Bayの子供は走るという言葉は昔からあるそうで、一昔前だとパーソロンという種牡馬も鹿毛ホモ遺伝子を有する、栗毛を出さない馬だったそうです。

今で言うとPurebred Bayの種牡馬はどの馬でしょうか??

moetake

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